2007年11月06日

ペット関連ビジネス活況 家族同然、健康管理は当然

■高額商品人気、専門店売上げ助長

 ペットをめぐる関連ビジネスが活況を呈している。
最近はペットフードなどの高額商品人気が集まっているほか、
健康美容”分野を中心に新しいサービス商品が続々と登場している。

ペットを家族とみなし、癒やしを求める傾向が、
消費者の財布のひもを緩めている。(井田通人)

 ≪ドッグドック

 東京都内のインターネット関連企業に勤める横尾志央さん(30)
は、仕事を終えるとほとんどどこへも寄らず、独り暮らしの自宅へ帰る。

飼い主を待つミニチュアダックスフントに“会いたい”からだ。

の体調に気遣い夏場はエアコンをかけ、
仕事がどんなに忙しくても朝晩の散歩を欠かさない。

 「愛犬のしつけ健康の費用は惜しまない」と横尾さん。
月6万〜7万円はかけるという。

 東京・六本木の複合商業施設「東京ミッドタウン」に、
自他ともに「業界の異端児」と認めるペット関連ショップがある。

ビデオレンタル「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブが、
社内ベンチャーとして2005年8月に設立したドッグプラネット(東京都港区)の「ドッグデイズ」。

 が健康的な生活を送るためのグッズやサービスだけを集め、有機農法を使った
ペットフード
岩塩浴、併設された動物病院を利用した人間並みの“犬ドック”が人気だ。

 の健康維持に徹底してこだわっているだけに、
ビタミンを壊さない特殊な冷凍法を用いたチキンサーモン
混ぜ肉(454グラム4950円)など、高額商品もそろえている。

小網園子店舗支援本部長は
「今年3月の開店以来、リピーターが増え、店の売り上げは伸びている」
と好調なスタートに胸をなで下ろす。

ミッドタウン店の1年前に同世田谷区でオープンした1号店は、
すでに単月黒字化した。

 ≪“室内犬”が人気

 民間シンクタンクの富士経済は、ペット関連商品の今年の市場規模を
4年前に比べ約230億円多い、約3842億円と予測している。

ペット業界に詳しい、いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主任研究員は、
ペットの数はさほど変わっていないが、最近はトイプードルなど小型の“室内犬”が人気
飼い主ペットを家族とみて、(1頭あたりの)支出を増やしている」と分析する。

 子供のいない若い世代や、子供が独立した団塊世代が、
生活を豊かにするためにペット飼う例が少なくない。

 仏ペットフード会社ロイヤルカナンは、今月20日にドライキャットフード3種類を発売する。
300グラム588円(希望小売価格)と、一般向けとしてはやや高いが、
発売の背景には消費者が高額商品を求めているとの読みがある。

 マニキュアエクステンション(つけ毛)、ミストサウナコタツ車椅子いす)…。
すべてペット用の商品だ。


 ≪悪質業者に用心≫

 だがペット人気には落とし穴もある。

 「一部のトイプードルは50万円もする。
仮に粗利5割としてもうけは25万円。
商品も(ペットのためになるかに関係なく)ピンキリ」

 ブームに沸くなかで一部の不心得な業者が存在することを鮫島主任研究員は指摘する。
利益を追うあまり、劣悪な環境で大量に育てたり、
血統書を改竄(かいざん)することもあるという。

 「ドッグデイズ」ではペット販売をビジネスの中心においていない。
「多くのペットショップは売り上げの7〜8割をペット販売に依存している。
それでは売り上げが安定しないし、動物虐待になりかねない場合もある。
売り上げとの両立は大変かもしれないが、理想を追う」

と小網店舗支援本部長は話す。

商品・サービスの提供側と飼い主ペットの双方が
幸せになれるような市場として成長することが期待される。 

          ◇

 ■見て触れるだけでも癒される

 動物を飼うのでなく見たり、触れあうことで
癒やし”を求める人も増えている。

 動物の生き生きとした姿を間近に見られる「行動展示」で人気となり、
ドラマの舞台にもなった北海道旭川市の旭山動物園

夏季営業中(4月28〜10月21日)の延べ入園者数が、
前期比2万人増の約230万3000人となった。

「去年は『チンパンジーの森』など新館建設があったが、
今年はなかった。そのため8〜10月は前年割れだった」と同園。

それでも過去最高の入園者数だ。

 今後は園内の遊具施設をなくし、跡地を芝生の広場とする予定で、

将来的にはカバやキリンを見せる「アフリカ生態園」とする構想。

来年は『オオカミの森』ができることが決まっており、
勢いは止まる気配がない。


 2004年、大阪に登場したと遊びながら
コーヒーや紅茶を楽しむことができる「猫カフェ」も話題だ。

自宅でを飼えない猫好きが、お茶を飲みながらと一時を過ごせるのが人気の理由とか。

 今や大阪だけでなく東京、名古屋にも広まり
全国で15店舗以上が営業しているという。

日本初の猫カフェ猫の時間」(大阪市北区)では、店内にソファやマッサージチェアを置き、
自宅にいるかのような雰囲気を演出している。

ペット美容室も営むオーナーの吉田陽子さんは、

「家でを飼えない人たちが、と気軽に触れ合えるスペースを作りたかった」と振り返る。

 吉田さんの狙いは見事的中し、猫ファンの集う場になっているようだ。


FujiSankei Business i.から
posted by dankai70 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 団塊世代 最新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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